不倫の孔に堕ちました

ひょんなことから不倫の孔に落ちた私。 それから抜け出せなくなりました。 今は3人の男の間をゆらゆらと行き来しています。

私は不倫の孔に堕ちました。
堕ちてから孔から抜け出せなくなりました。
不倫の孔は幸せの孔なのか、地獄の孔なのか、、、。

カシ君の彼女?

カシの楽団の演奏会に出かけた。


懇意にしているお花屋さんに事前に花束を頼んで、「男性にあげる演奏会用の花束で、、、。」と電話で説明し、演奏会へ行く道すがらそのお花屋さんに寄ったら、思ったより個性的な花束になってて、ちょっと驚き(笑)


まっ、いっか(笑)


時間ギリギリに音楽ホールに到着したら、本番用の衣装を着たカシがすぐに私を見つけて、私に駆け寄ってくれた。


「ミィ、花束なんていいのに、、、いつもありがとう。」

とカシはそう言ってさっと花束を受け取り、私の席を指示して、すぐにいなくなってしまった。


カシの演奏が始まる。


真面目な顔して楽器を弾いているカシ。

(カシはこんなに真面目な顔できるんだわ(笑))


隣の人と話しているカシ。

(カシって、こうやって他の人と話すのね。)


私を見て微笑むカシ。

(ふふふ、私を見て笑ってる(笑))


公共の場でカシを眺めていると、私とカシの関係があたかも公にしてもいい関係であるようなそんな錯覚を覚える。


演奏終了後、カシの迷惑にならないようにさっと席を立った。


そのすぐ後にカシからライン。


カシ「ミィ、チューしたいから、ちょっとだけ待ってて。」


ーーーーーー

カシの車の中で落ち合った私達、時々キスをしながらお話タイム。


カシ「さっき同じ楽団の人にさ、ミィのこと『カシ君の彼女???』って聞かれたよ。」


ミィ「えーーー、ちょっとしか接触してないのに見られたのかな?」


カシ「彼女って、、、あんな短時間でラブラブな雰囲気あったのかなぁ。同僚かもしれないのに、、。」


カシ「俺ら40代は、基本的には結婚してるから、『彼女?』って聞くのっておかしくない?(笑)」


ミィ「確かに(笑)」


いつもお互いが彼氏彼女と言い合っているのに、他の人にそう呼ばれると、色々とやっぱり驚いて戸惑う私達だった。

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