来世から現世へ
ケッキは『来世は絶対に結婚しよう。』と言う。
そう言ってくれるケッキの気持ちは嬉しいが、来世なんてあるのかないのかわからないそういうものの約束は、不倫で頭がお花畑の人のただの戯言だな、、、なんて冷静に思ってしまう私がいた。
最近、ケッキはセックスが終わった後、ピロートーク中に過去の『もしも』の話をする。
ケッキ『俺らが大学生の時会ってたら、どうなってたかな。もうラブラブで毎日ミィとエッチしまくってたかもしれない。』
ミィ『そうかなぁ、、、大学生でケッキと付き合ってたら、それはそれで揉めた気もする。』
ケッキ『えー、なんで?』
ミィ『ケッキは、今より血気盛んだろうから、色々な女性に手を出して、私とすごく揉めて喧嘩ばかりしてそう(笑)』
ケッキ『・・・なんで俺らもう少し早く出会わなかったのかな。』
ミィ『・・・本当だね。』
ケッキは、私とのことを来世ではなく現世で考えてくれるようになったようだ。
少し、私の価値が上がったのかしら。