首筋
カシと私の関係を知っている人がいないからか、私はカシが本当に存在するのかさえもわからなくなってしまうことがある。
自分が夢を見てるんじゃないかと思ってしまう。
そんな時、カシと一体化するほどにカシの首筋に顔をくっつけてみる。
セックスの後や横になっておしゃべりしている時に。
カシの首筋は、カシの匂いがするしカシの心臓の音が聞こえる。
カシの匂いに包まれて、カシの心臓の音を聞きながら
(やっぱりカシは実在するんだなぁ、、、)
なんて思う。
カシは「ミィが俺の布団みたいになってる。」と笑うけど。
そして、安心して眠くなるとそのままカシの首筋で寝てしまう。
カシは私がすごく邪魔だと思うけれど、文句も言わず私のネムネムオーラに影響されてぐっすり寝てしまう。