不倫の孔に堕ちました

ひょんなことから不倫の孔に落ちた私。 それから抜け出せなくなりました。 今は3人の男の間をゆらゆらと行き来しています。

私は不倫の孔に堕ちました。
堕ちてから孔から抜け出せなくなりました。
不倫の孔は幸せの孔なのか、地獄の孔なのか、、、。

少しのことでイラつく私

カシに会うとイラつく。


恋愛している時は良かったのだが、勝手に友達に格下げした結果、イラつきポイントが増えている。


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まず、マナーの点。

例えば、私の大好きなクラシック鑑賞。

コンサートホールでは携帯電話の電源は厳禁。

しかしながら、携帯がマナーモードだからという理由で電源を切らずにクラシックを鑑賞するカシに

(お前、コンサートホールは音を拾いやすいからコンビニのビニール袋でさえ持ち込み不可なの知らねぇのかよ!!!!だからバイブ音もダメなんだよ!!!!)

と心の中で舌打ち。


そして行動のテンポ。

私はかなり行動が早い。

お店に入ってメニューをみた瞬間に注文が決まるタイプだ。

一方カシは、「これも美味しそうだなぁ、あれもいいなぁ。」と悩み、なかなか決まらない。

そしてなぜか呼び出しボタンがないお店で店員さんを呼ぶことが苦手だ。


(お前さ、、、女子なの?呼べないなら店員さんがおしぼり持ってきた時にすぐ頼めよ!!!!)


とこれも心の中で舌打ちし、結局私が店員さんを呼ぶ。


さらにはお触り。

エスカレーターに並んで乗っている時にカシが私のお尻を触る。


とっさに「触んないんで!!!!」とカシの手を振りほどく。


身体は正直だ。

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恋の魔法ってすごいなぁ、、、こんなイラつきポイントがあっても恋をしている時は気がつかないんだから、、、。

主人がマンションを買ってくれた

主人が私名義のマンションを買ってくれた。


それは主人の単身赴任により、私と子ども達が私の実家に居候していたのだが、諸事情により実家を出る必要性が出てきたため、私の実家周辺に別宅を購入することになったのである。


私は小躍りしたい気分になった。


私は実家がある地域が大好きなのだ。

年々好きになるこの地域から絶対に離れたくないと思っていたところで自分名義のマンションを手に入れることができた。


主人はマンション選びに妥協はしなかった。

色々調べ、最終的に私に買ってくれたのはその地域の中で一番高額なマンションの一室だった。


こんな高級マンションを誰が私に買ってくれるのだろう。


カシだって元彼だって、絶対に私には買ってくれない。


そう、、、、、主人が一番私と子ども達にお金を使ってくれているのである。

ローンを組んでやっとやっとの状態で。

単身赴任で週末にしか帰ってこれないそんな別宅に。


これが男性の家族への想いなのかなと、そうなのだとしたら不倫はやっぱり薄っぺらいものだなと、そういう風に思った。

元彼が変わったのかこうご期待

元彼は以前私と付き合っていた時は本当に冷たい男だった。


単身赴任の元彼、1年に数回は家族のもとへ帰る。
帰省の時期が近くなると、私と情熱的なセックスをした後のピロートークで
「俺さ、家族と過ごしている時は、メールとか一切しないことに決めてるから。別に送ってくるのはいいけど、返せないわ。」
と発言した。


(はいはい、、、、そんなことピロートーク中に改めて言わなくてもわかってますよ、ええ。)
(返信がないメールを律儀に送るような女じゃありませんよ、私、、、、、。)


と私は心の中で思いながら、「うん。」と返事した。


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さて、今回、元彼とよりを戻してから初めての帰省。
元彼は1週間ほど家族のもとへ帰る。
元彼は私に言った。


「俺さ、ラインは全然できるから。電話は夜は難しいかもだけど、もしどうしても話したいってことであればできるから、ミィ言って。」


元彼の発言は随分と変わった。


それは、私の優先順位が低すぎること、元彼から家族の自慢を聞き続けて疲れたこと、だからこそカシには奥様の話を禁止したこと、、、、、色々な理由を元彼に話し、元彼とよりを戻すことをすごくすごく渋ったからかもしれない。


それともカシがまだ私のそばにいることを知っているからかもしれない。


ずっと変わったままでいたらいいけれど、、、、とやっぱりいまだに元彼を信用しきれていない私はそう思っている。