二重人格
不倫をされた夫や妻のブログを読むことがある。
サレ夫はシタ妻を非情に切り捨てて離婚。
サレ妻はシタ夫に寛容に対応して再構築、、、が多い。
サレ妻のブログを読むと、
(こんな男となんてさっさと離婚すればいいのに、、、、奥さんがいて若い子に手を出す夫なんて本当にひどい、、、)
と考えて、はたと気がつく。
あー、私も同じことしてるんだった、、、。
私は全く現実味がない、不倫していることに。
夢見ているような気分であり、カシが本当に実在するのかもよくわからないことがある。
だからこそ罪悪感が薄く、堂々とカシと腕を組んで外を歩いたり、子どもの学区内でカシと一緒に飲んだりできてしまうのではないだろうか。
私は、きっと自分がしている行為を受け入れられないのかもしれない。
現実を受け入れられない自分と、そんな自分から一人歩きして構築されたカシとの関係。
私は二重人格のように、子どもの母親役とカシの彼女役との間を行ったり来たりする。
性格も感じ方も変わってしまう二役を演じるのは精神力がいるし、どっちが本当の自分なのかさえわからなくなってしまう。