お前、不感症なの?
主人が私にこう言う。
・・・・そんなわけないでしょう。
男に抱かれて「気持ちいい」とうわ言のように繰り返す私が、我慢できなくて挿れて欲しいと何度も懇願する私が、朝から晩まで男と抱き合って数えきれないくらい昇天する私が、不感症なわけないでしょう。
セックスの時に私を穴だと思っているから、そう思ってしまうんじゃないの?
主人の不感症発言に思わず失笑して
「そんな挿れるだけのセックスに何か感じる人がいるのかしら?」
と聞き返してしまった。
主人は私の発言に大変驚いて
「ママはもっと長く前戯とかほしいのかな、、、、。」
と小さな声で呟いた。
私は聞こえないふりをして
(・・・セックスが下手なあなたの前戯なんて要らないわよ。ほかの女性で練習してきて。)
と心の中で呟いた。