不倫という沼
私は仕事を辞めて、ケッキと毎日のように会うようになった。
毎日のようにケッキと私は抱き合った。
ケッキと私は肌が合う。
抱き合うと肌同士が吸いついてしまう。
ケッキはいつも
「入れるとミィの中が吸い付いてくるんだよ、、、もう死んでもいい、、、、。」
と感動し、動かさないように抱き合ったまま静止してなるべく長い間繋がっていられるように努力するがすぐにいってしまう。
私は私で気持ちよくて意識が飛ぶ。
抱き合った後は裸でおしゃべりし、裸でウトウトし、またセックスし、、、気がついたら時間が過ぎる。
私達は溺れている。
40代のカップルがセックスに溺れている。
不倫という沼の底へぶくぶくと2人で沈んでいる。
私達はお互いの家族を傷つけて地獄に落ちて苦しむんだろう。
でも私は私を許そうと思っている。
40数年間一生懸命生きてきた私が、選択した不倫という沼。
そんな沼に浸かる私を誰一人許さなくても私自身が許してやろうと思っている。