不倫の孔に堕ちました

ひょんなことから不倫の孔に落ちた私。 それから抜け出せなくなりました。 今は3人の男の間をゆらゆらと行き来しています。

私は不倫の孔に堕ちました。
堕ちてから孔から抜け出せなくなりました。
不倫の孔は幸せの孔なのか、地獄の孔なのか、、、。

仲居さんからの呼ばれ方

カシと私は初めて温泉旅行に出かけた。
その時に出た話題が「仲居さんは私達のことをどう呼ぶか」である。


カシは元カノとよく温泉に行ったようで、仲居さんがカシ達のことを「旦那さん、奥様」と最初呼びながら、途中で「お兄さん、お姉さん」に変わったことを面白く話してくれた。「何か雰囲気でわかるのかなぁ」なんて言って。


二人で、温泉宿までの道すがら今回はどうだろうねって笑った。


そして結果は、、、、、私が天真爛漫な質問魔であることが幸い(?)して仲居さんは一度も私達のことを呼ばなかった。
「勉強不足ですみません、、、。」と言いながら私の直球の質問に答えることに注力してくれて。


最後は、夕食に添えられていた柿の葉や銀杏の葉が紅葉していることにすごく喜んだ私を覚えていてくれて、その葉を包んで朝食にくれた。


私達の関係を詮索することなく優しく接してくれた仲居さんはプロフェッショナルで、仲居さんに一本取られたのである。

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