不倫の孔に堕ちました

ひょんなことから不倫の孔に落ちた私。 それから抜け出せなくなりました。 今は3人の男の間をゆらゆらと行き来しています。

私は不倫の孔に堕ちました。
堕ちてから孔から抜け出せなくなりました。
不倫の孔は幸せの孔なのか、地獄の孔なのか、、、。

数年に1度の言い争い

アベノマスク全然きませんけど。

この駄政策に納税者がいくらの税金を負担するか知ってます???

私、税金計算して『不織布マスクめっちゃ買えるやん、、、。』って思っちゃいました。

政治家さん達、血税って意味知ってる?

ーーーーーーーー

ケッキと私は数年に1回程度、大きな言い争いをする。


それは、私がケッキの行動で目にあまる点があり、どうしてもその行動を変えて欲しいとお願いすることで言い争いになる。


ケッキは私に行動を変えてほしいと要求されることを極度に嫌がるし、そもそも私も人に対して行動を変えてもらいたいと言えるほど立派な人間でもない。


でも一緒にいて不快に感じるのだ、ケッキのその行動が。

だからケッキに行動の変更をお願いする時は、別れを覚悟してお願いをする。

そしてその大きな言い争いが今まさに行われている。


その前の言い争いは3年前だったか。その時は実際に10ヶ月ほど別れてしまった。


ケッキは『ミィは俺を非難して、、、、ミィのその発言から、なんの愛情も感じない。』なんて言って、ご立腹だ。

でもケッキは私に言った。

『俺を非難するミィでも俺は愛している。』


私とケッキをつなぐ薄汚れた細い糸。

3年前は一瞬で切れてしまったけど、今は時間とともに太くなっているのだろうか。

不倫という汚れた関係のなかで時間をかけて構築されているものはなんなんだろう?


そんなことを考えて成り行きを見守っている。

お互い様だしね

自粛が長引いていることに、コロナよりも閉店のほうが心配な私。

私の住むマンションが繁華街の中心に建っているため、私の子どもはマンションの前の居酒屋のお子さんと一緒に学校に通っている。

いつも賑やかな繁華街が、一斉に店を閉めて悲壮感さえ漂っている今、テイクアウトをさせてもらって、少しでもお金を周りのお店に使うようにしている。

受け取りに行くとどのお店の方もすごく嬉しそうにしてくれて、それが私も嬉しい。

・・・自粛が解除されたら、ちゃんとそのお友達も学校に通えますように・・・。

できるところから、経済を回そう。

ーーーーー

カシが事あるごとに私に会いたいとLINEをしてきた。

こんなにカシに会いたいと言われることは初めてかもしれない。

付き合っている時もそんなに会いたいと言う人ではなかった。


・・・なんでだ?このstayhomeがうるさい時期に。


カシが私と別れて後悔しており、私に純粋に会いたいんじゃないかなんていうおめでたい発想は微塵もない。


うーん、と少し考えて出てきた答えはこれ。


きっと彼は暇なのだ。

コロナに関心のない彼は、大型連休、stay homeで家にいないといけない時間を持て余している。

暇つぶしの適当な相手が私しかいないから私をターゲットとした、、、そんなところだろう。


面白いなー、カシは。

カシは、巧みに真意を隠して表現するからわかりづらいのだが、究極の自己中心的な考えをする人間で、行動観察すると非常に面白い。


人間って興味深いなぁなんて思いながら、私も暇つぶしでLINEでカシにカマトトぶってみたり、会う約束をドタキャンしてみたりして遊んでいる。

お互い様だしね、許してください。

元カノ話に動じることがなくなった私

ケッキが私にパスタを作ってくれるといって、セックスの後、トランクスとTシャツでキッチンに立った。

布団を巻きつけながら私はベットでケッキに声をかける。

ミィ『手伝おうか?』

ケッキ『いいよ、大丈夫。』


私は、ベットからケッキのおぼつかない手つきを少しの間眺めていたが、また思わず声をかけた。


ミィ『何か私も・・・。』

ケッキ『ミィ、う・る・さ・い。一人で大丈夫だから。』

ケッキはそう言って茶化すように、こう付け加えた。

ケッキ『元カノも全員、俺が料理すると、ミィのように言うんだよ。それで俺もいつも『う・る・さ・い。』と言ってた。』

ケッキ『『あー、そんなこと言って冷たい。』って言ってた元カノもいたかな。』


あら・・・それはきっと、奥様も含めたケッキと関係をもった女性とのセックス後のイチャイチャタイムのお話・・・。


どうしようかな。

そんな元カノの話をして・・・って言って、グズグズ言ったほうがいいのかしら?

でも色々私との付き合いで学んだケッキはこんな初歩的なミスする?

ケッキは最近機嫌が悪いし、もしかして私をわざと挑発してる?


・・・と思っているうちに、結局面倒になってスルーした。


些細なことで全く動じなくなったのは、ケッキと信頼関係が構築されたからなのか、ケッキがどうでもよくなったからなのかどっちなんだろう。