不倫の孔に堕ちました

ひょんなことから不倫の孔に落ちた私。 それから抜け出せなくなりました。 今は3人の男の間をゆらゆらと行き来しています。

私は不倫の孔に堕ちました。
堕ちてから孔から抜け出せなくなりました。
不倫の孔は幸せの孔なのか、地獄の孔なのか、、、。

会うための言い訳が本当に面倒

クマさんは私に会いたい会いたい病だ。


私が『コロナパニックでお店はほとんど閉まっているし、会う場所だってないでしょう?』というと、

『車の中でお弁当を買って一緒に食べよう。』

と言う。


・・・その瞬間、ぞわっとした私。

かなり失礼なのを承知で書いているが、車の運転席と助手席とでは距離が近いため、生理的に受け付けない人の助手席に座るのには抵抗がある。

それもクマさんとそんな至近距離でお弁当を食べないといけないだなんて、、。


クマさんは高学歴、高収入、高身長、顔も悪くないような気がする。紳士だし、汚くないし、さらに優しい。


なんで生理的に受け付けないのかしら?


説明がつかないこの感覚に対して自問自答をして、クマさんに回答できないでいると、さらにクマさんが私に優しくなった。


あーあ、ぶっちゃけもう会うのよくない?

こんな時期に外出する家族への説明を考えるのがかなり面倒、、、、。


最初楽しかった不倫が最後邪魔くさくなった男の気持ちがわかるような気がしている。

不倫は不要なもの

私を含めた婚外恋愛をしている人達は、コロナパニックを好機として離婚するのか、不倫関係を解消するのか、はたまた現状維持するのか。


私のことをいうと、現状維持になりそうだが色々考えることがあった。

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非常事態であるが、主人とも不倫男とも信頼関係が崩れるような出来事は今のところ発生していない。


主人はいつもと違って大人しく私の言いつけを守る。

会社に出勤しなければならない主人は、私から

『お昼に席に座ったら、これで周りをまず除菌して。その次に手はこれで除菌して。』と消毒液とマスクを渡されても、素直に『わかった。ありがとう。』と言う。

非常事態の時は、女性に従っておくのが吉であることを、ずる賢い主人はわかっているのだろう。


非常事態になると女性は本当に強いから。

マスクを手作りし、消毒液の代わりをどこからか入手する。

私は常に身体の弱い子どものために、消毒液とマスクを大量保管しており、今回その在庫から放出するだけだったのだけれど。

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ケッキは私に会いたい会いたいと言ってくれる。


でも私は全く気が乗らない。

それは、在宅勤務で部屋に一緒にいながらも子どもを昼間放置しているため、仕事が終わったら、子どもと遊んでやりたい。

いや、遊んでやりたいというよりも、子どもと遊びたい。

子どもと一緒にいて精神的にすごく満たされた気持ちだ。


うーん。


・・・きっと、惚れた腫れた言っていても私にとって不倫は暇つぶしなんだろうなぁ。


自分が精神的に満足していたら、不要な、そんなもの。


コロナパニック中は、そんなことを思ってしまっている。

本当、節度のない、、、、

筍狩りに子どもと一緒に出かけた。


カシが家の近所で筍が取れるポイントを知っているというので、カシに道具を借りて、カシに案内されて筍狩りのポイントへ。


カシのことは私の会社の同僚だと説明。


子ども達は時々、家から出てきて様子を見にくるカシを『おじさん、おじさん』と呼んだ。


私は、何にも考えず


(1)新鮮な筍が欲しい

(2)あっ、筍を掘りに行けばいいんだ

(3)そういえば、カシが家の近所で筍が取れるって言ってたよね、聞いてみよう

(4)子ども達も連れてったら沢山筍取れるかも!!!!


という、非常に安易な考えで実行してしまい、気がつくと、奥様とカシの子ども達がくつろいでいる家の近所で、カシと私と私の子ども達で筍狩りを楽しんでいるという節度のない状況を作ってしまった。


『午後から買い物に出かけるから使い終わったら道具を倉庫に片付けといて』とカシに言われて、思う存分、筍を掘って満足した後にカシの家の倉庫に借りた道具を片付けながら、はたと気がつく。


(あれ?私、めちゃくちゃ配慮なしの行動してない?)

(カシとは別れてなんの気持ちもないからといって、カシの家の倉庫に勝手に道具を片付けているとは、、、、これって奥様の留守中に男の家でセックスするくらい節操がない行為じゃない?)


自分のことばかりで、考えなしの行動をしてしまった自分を今本当に恥じている。