不倫の孔に堕ちました

ひょんなことから不倫の孔に落ちた私。 それから抜け出せなくなりました。 今は3人の男の間をゆらゆらと行き来しています。

私は不倫の孔に堕ちました。
堕ちてから孔から抜け出せなくなりました。
不倫の孔は幸せの孔なのか、地獄の孔なのか、、、。

尊敬の気持ちがないと不倫に走る

最近、コロナの影響で電話会議ばかり。

私が『ハグと握手で急速にコロナが広まってしまうのかしら?』とフランス人に聞くと、『最近、みんな日本式になってる。挨拶は手を前に合わせてお辞儀してる。日本式はすごいね!!!』っていう回答。


何、合掌とお辞儀?

そんな挨拶、日本でしてる?????

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ケッキはまだ風邪を引いているから、セックスはお預け。

2人で毎週カフェに行って色々おしゃべりしている。

ケッキが最近、親友二人と夕食を食べたその時のお話をしてくれた。


ケッキ『夫婦仲の話になってさ。

俺のところは夫婦仲が悪くて、他は夫婦仲が悪いのとラブラブなのといて。』


そっか、、、ケッキは最近、夫婦仲悪くなっちゃったのね。


ケッキ『結婚って恋愛で燃え上がって、それが終わった後も続くわけでしょう?そうすると、その恋愛が終わった後も相手を尊敬できるかどうかで相手との関係が変わるよねっていう、そんな話になった。』


ケッキ『飲み会の途中で妻から電話がかかってきて。本当に機嫌が悪くて、パソコンが壊れただのなんだので、なんだか妻が怒ってるわけ。その声が友人に聞こえてさ、「なんだ、あの言い方、お前の奥さんの対応は信じられないわ」って。ラブラブなほうの友人がさ。』


なるほど、、、夫婦関係を良好に継続するためには、お互いを尊敬すること、そして親しき仲にも礼儀ありを忘れないってことね、、、。


不倫男の妻に対する不満は、夫婦円満の秘訣が詰まっている。

私がそれを参考にして行動を変えるかどうかは別として。

クマさんは優しいストーカー

クマさんが最近、毎日通勤時間中に朝夕と電話してくるようになった。

マイカー通勤なのでBluetoothでゆっくりおしゃべりはできるんだけれど、、、、通勤時間は私の大切な勉強時間だからなぁ、、、。
そして、たまにその時間にケッキと電話をしていて電話がかからないと、何度も何度も鬼のように電話してきてしまうクマさん。
ストーカー気質満載である。

意味もないのに電話することができるのは、ケッキだけ。
彼氏以外の男と毎日ダラダラ電話などできるわけがない。この私が。

なのではっきりとクマさんに言う。
ミィ『私ね、通勤時間は日課で勉強してるのよ。だから電話はできないの。』
クマ『わかったよ、勉強頑張ってね。』

と思ったよりも物分かりがいいクマさんにちょっと安心した。

クマさんは優しいストーカーなんだよね。

カシとは憑き物がとれたように

コロナパニックは海外でも。
電話会議でアメリカ人の研究者と話す機会があった。
『あれは絶対中国が作った生物兵器だよ。俺ら研究者の間ではあのコロナの型は絶対に人工だって話になってる。』
なんてことを言っていて。
(そっかー、今、海外でもそんなことになっちゃってるんだね、、、。)
と他人事のように思ってしまう私。
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カシとは半年ほど会っていなかったが、あることを契機として会うことになった。
カシは会うとすごくニコニコして。
私は会った瞬間に
(私、この顔とこの体形好きなんだった、、、、。)
とふと思った。


カシは、その場で私の誕生日プレゼントとして、木製の名刺入れを購入してくれた。

カシ『この中から名刺入れを選んでよ。この名刺入れ、ミィの誕生日プレゼントにしようってずっと思ってたんだ。15分ほどでできるらしいから名前も入れたらいいんじゃないかな。』

そんなカシに私も同じ名刺入れをプレゼントすることにした。

カシの誕生日が近いのに私だけ買ってもらうだなんてできるはずがないから、一緒に色違いの名刺入れを選んで、名入れをしてもらうことになった。

カシは『お揃いの物が出来た。』と喜んだ。


カシとの時間は心地よく、昔感じた恨み言もなにもかもなくなってしまっていた。

恨み言がなくなった代わりに、カシへの執着もなくなっている。

カシに触れたいとか、キスをしたいとか、彼から連絡が欲しいとか、そういうのは全てどこかへ飛んでいって、旧友に会ったようなそんな気持ちになった。


ケッキは今じゃ堂々一位の座に君臨しており、私の心の中で大きく存在するケッキの姿によって、カシを含む周りの全ての男は霞んでみえた。