不倫の孔に堕ちました

ひょんなことから不倫の孔に落ちた私。 それから抜け出せなくなりました。 今は3人の男の間をゆらゆらと行き来しています。

私は不倫の孔に堕ちました。
堕ちてから孔から抜け出せなくなりました。
不倫の孔は幸せの孔なのか、地獄の孔なのか、、、。

綺麗好きが好まれるわけではない

私はどちらかというと綺麗好きだ。

お気に入りのビンテージ家具や絵、観葉植物を大切にしているため、おのずと部屋も綺麗にする。


一方、ケッキの奥様は汚部屋女子らしい。

ケッキが単身赴任先から帰ると、足の踏み場がないくらい洗濯物が部屋に転がっており、キッチンには洗っていない食器で山盛りになっているようだ。


だからケッキは単身赴任先から帰ると、最初にするのが茶碗を洗うこと。

シンクにカビが生えているらしいが、それも綺麗にするらしい。


・・・絶句である。

私が男だったら、即、離婚だ。

空気中に様々な細菌が舞っていそうで考えただけでも気分が悪くなる。


ただケッキは言う。

『俺は部屋の汚れはそれほど気にしない。』

『それよりも洗濯物が散らばってるから洗濯物の上に座らないと座れないんだけど、座ると妻が怒るのよ。それが喧嘩になってやなんだよね。』

『喧嘩にならなければ、部屋に関しては気にしない。』


私は驚いて言った。

『奥様はケッキみたいな人と結婚できてよかったよね。』


そうすると、ケッキは

『まあ、今は部屋が汚いことで妻と喧嘩になってストレス溜まるけど、ミィと結婚したなら、部屋を綺麗にしろってミィに言われてストレス溜まるかもしれないよね。』

『だから一緒だよ。』


なるほど、、、私は自分でしたほうが楽であるため主人に掃除を強要したこと一度もないが、そういう喧嘩もあるのかもしれない。

でも、汚部屋女子の奥様と私を一緒だと言い放つなんて、、、少しムッとした私はケッキに言い返した。


ミィ『私は掃除は強要しないけど、トイレだけは座ってしてもらうと思う。』

ミィ『男の人が洋式トイレで立ってすると、尿素が壁に飛んで、壁を拭いても拭いても臭いが取れないの。』

ミィ『でもきっとケッキは頑固だから座ってトイレできないでしょう?』

ミィ『だから私はケッキと結婚できないわ。』


ケッキ『・・・いや、俺はミィの頼みなら座ってトイレをする!!!』


どっちやねん!!!!!

そして結局なんの話?????


と心の中でツッコミを入れた。

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