不倫の孔に堕ちました

ひょんなことから不倫の孔に落ちた私。 それから抜け出せなくなりました。 今はひとりの人と長く付き合ってます。

私は不倫の孔に堕ちました。
堕ちてから孔から抜け出せなくなりました。
不倫の孔は幸せの孔なのか、地獄の孔なのか、、、。

結局セックスで男を選ぶのか

元彼と私は、カシの目を盗んで濃厚なセックスを何度も何度もした。


「ミィの腰から脚へのラインが最高だ。」
「ミィの花が小さくて可愛いこと、知ってる?」
「ミィの体臭はココナッツの香りだよ。」
「ミィのエロい顔、よく見せて。」


元彼のそんな言葉を聞いていると、恥ずかしいのと嬉しいので、記憶が曖昧になる。


元彼は身体を愛でるといった言葉がぴったりのセックスをする。
自分が果てた後も、私の花に舌を這わせて私の蜜を愛おしそうに舐め回す、そんな男だ。


(ああ、、、、女に生まれてよかった、、、。)


と思うのはそんな時・・・そう、私は元彼とのセックスに溺れているのだ。


カシとのセックスに白けてしまいそうだと恐れて、私はカシとのセックスレス期間を更新している。
「女の子の日だから、、、」とか「夜は子どもが起きると困るから、、、」とか理由をつけてガルガルモードのカシを遠ざける。


カシは恋愛の熱量を私と合わせようとするタイプだ。

私のメールの返信が遅ければ、自分も遅くする。

私のメールの頻度が少なくなれば自分も少なくする。

私がセックスをしたがらなければ、カシも強要しない。


昔は恋愛熱量を調整するカシにやきもきしたが、今はカシに割いていた時間を一部元彼に割いたとしても「ミィ、最近忙しいの?」の一言で恋愛熱量を調整してくれるカシが本当にありがたい。


本能のままに自由に自分のパートナーを選んだら、元彼になってしまうかもしれないなぁとか、私がこのまま元彼とのセックスに溺れて、カシと自然と距離を置き始めたら、円満に自然消滅できるかもしれないなぁとか、そんなことを考えて、中心人物の私が他人事のように成り行きを見守っている。

クマさんが白状する

私のメールを読んだクマさん。


すぐに白状した。


クマさんはきっと闇の中から早く救い出して欲しかったのだ。


優しい彼をお化けに変えてしまったのは私だ。

彼が優しいからといって甘えてしまった、、、と深く反省した。


クマさんは、好きで好きでたまらない私への気持ちが屈折してしまったこと、そして探偵に頼んで私を1ヶ月尾行し写真を撮ったこと、探偵からの調査報告書があること、男性と写っている写真は元彼と私が◯◯町の建物から出てきたものと元彼と私が一緒に車に乗っている写真の2枚だけであることがメールに書かれていた。


探偵は私の車にGPSを仕掛けたようだった。


あとでクマさんから没収した調査報告書には、私が子ども達とスーパーで買い物をしている姿や子どもの習い事の送り迎えをする姿の写真が添付されていた。


そんな調査報告書の自分の写真を見ながら


(私、ちゃんとお母さんやってるじゃない、、、。)


と安心した。

そう、毎日の生活の私からは、主人以外に3人の男を転がすアバズレの姿は消えていた。


(良かった、、、。)


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私はリスクを考え、自分の車では絶対にラブホテルに入らない。それ以外にも色々気をつけていることがあり、そのため私の行動は探偵でもなかなか掴めなかったようだ。


これからも頭を使って証拠隠滅しよう。


そうやって『お母さんの私』を守るのが私の義務だ。


どんなアバズレの私だって、主人や子どもを傷つけることは絶対に避けなければいけない。

自白大作戦

私が第六感で犯人だと確信した人はクマさんである。


それは、犯人の目的がただ『元彼と私に別れて欲しい』というものであり、私の不倫を公にしないように配慮しているふしがあるからだ。


犯人が私達のダブル不倫を公にしたくない人物だとすれば、嫌がらせや恨みをもった人が犯人であることはない。


思い浮かぶのは、お互いの配偶者、、、でも私の主人も元彼の奥様もこんな手の込んだことをするタイプではない。


そうすると次は私が元彼と別れるだけで嬉しい人、、、、、そう、私を溺愛していたクマさんしかいないのである。


彼は有名大学出身だから、脅迫状のような文章を書くことも色々策を練ることもできる。

探偵を雇って私達の写真を撮ることも財力的に可能だ。


クマさんは、私と付き合うためには不倫が主人にバレては困ると考えているのだ。

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クマさんに私はメールで切り出した。


「クマさん、脅迫状を送るのはもうやめて。


実はクマさんが脅迫状を送っているという証拠があります。


ただ、証拠がなくても私はクマさんが脅迫状を送っていること、すぐにわかりました。


ねぇ、クマさん。

クマさんと私、どれだけの文章をやり取りしたと思う?

私はクマさんの文章や言葉、全て思い出せる。


私はクマさんの脅迫状を読んだ時、涙が溢れました。

私が、あの優しいクマさんを追い詰めてしまったんだと、本当にショックを受けて涙が止まらなかった。


クマさん、本当にごめんなさい。

私を許して欲しい。


これ以上、クマさんに脅迫状を送らせたくないの。

だからクマさん、クマさんの今の本当の気持ち、教えて。」


証拠など何もない。

でもクマさんには「自白したほうが懸命だ」と思わせる必要がある。


証拠はある、でもクマさんは悪くない、だから自白してほしい、、、、それが私の自白への作戦だった。