若さが眩しい
最近、10代20代の女の子と接する機会があった。
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ホームスティにきていたアイビーリーグ出身の20代の学生さん。
仕事が決まり前途洋々な彼女は、明るく活発でそれでいて礼儀正しい。
観葉植物であふれかえっているリビングをみて、私のことを『あなたは本当に green thumb (園芸の才がある)だわ』なんて言ってくれて。
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息子の進学のために校内を案内してくれた高校生。
図書館を案内してくれた彼女は新聞コーナーに着くとキラキラした目で私にこう言った。
『私はこのスペースが好きなんです。一つの事件でも新聞社によって全然伝え方が違うから、複数の新聞を読むのが楽しいんです。』
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将来有望な女の子達。
目の前には輝かしい未来が待っていることを信じて疑わない感じ。
キラキラした彼女達に接するとあまりにもまぶしくて目を背けたくなってしまう。
そしてそういう時に必ず思う。
『不倫なんてしてるから彼女達をまっすぐ見れないんじゃないかしら。』
『彼女達と違って、私は不倫をすることで自分の人生と向き合うことから逃げてるんじゃないかしら。』
『不倫なんかに時間を使って自分の大切な時間を無駄にしてるんじゃないかしら。』
今日はケッキに会う日。
私の心の葛藤に気がついているのか、10分でもいいから逢いたいとケッキは言った。
私は本心億劫である。