鎮火はなかなか難しい
私は、相談していた研究者の元彼、研ちゃんに、カシと仲直りしたことをラインで報告した。
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ミィ「カシのこと許してあげたの。100回の罰を与えたけどね(笑)またカシと続けてみようと思ってる。」
研ちゃん「えっ?」
研ちゃん「ミィ、騙されてんじゃね?」
ミィ「・・・まあ、そうかもしれないけどね(笑)・・・研ちゃん、色々と相談に乗ってくれてありがとう。研ちゃんにしかこんなこと相談できなかったわ。本当に助かりました。」
研ちゃん「・・・。」
研ちゃん「カシ君の話をミィから聞いてさ、俺がなんでミィに振られたのかよく理解できたわ。」
研ちゃん「俺の後にミィがカシ君を選んだ理由もわかったし、、、、恋愛は奥が深い・・・。」
研ちゃん「それに俺さ、嫉妬した・・・。」
研ちゃん「この歳で嫉妬はエグいなー。スゲー昔に味わった気がする。今、目の前のモニター割りてぇ。」
研ちゃん「・・・お前は俺にしか助けてあげられないと思うけど?」
ミィ「・・・。」
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ええ、ええ、そうですよね、、、。
焼けぼっくいにチャッカマンを近づけたのは何を隠そう私ですよ、、、。
トラブルメーカーは私です、はい。
それなのに彼氏と仲直りしたら、慌てて雑に火を消そうとしてごめんなさい。
ええ、ええ、わかってます、、、。
許したものの信用しきれないカシと、急浮上した元彼研ちゃん。
そして、最近影が薄いがしつこいクマさん。
私は結局誰を選ぶんだろうか。