お弁当も前戯の一部
仕事を辞めて太ってきてしまった。
それは私が大の料理好きだからかもしれない。
勉強の合間になんとなく息抜きするか、、、と思うと、近くの市場までふらりと行き、お買い得の魚や野菜をいくつか購入しては料理してしまう。
そんな私の冷蔵庫の中には作成済みの料理が山ほどあるため、単身赴任のケッキに会うたびにお弁当やお菓子の差し入れをする。
最近、とうとうケッキに言われてしまった。
ケッキ『ミィ、時間ができたら料理ばかりしてるでしょう?』
ミィ『だって、、、、市場のお魚がめちゃくちゃ安くて、、、すぐにさばかないと悪くなっちゃうような気もするし、、、。』
ケッキ『だから腰の辺りがふくよかになって、胸のサイズがワンサイズあがったのか。』
そう言いながらケッキはお弁当を食べる手をとめて、私を慣れた手つきで脱がし、私の胸から腰へ愛おしそうに舌を這わせた。
ケッキとキスすると私のお弁当の味がして笑ってしまった。
私のお弁当を食べながら私も食べてしまうなんて、ラブラブ期はお弁当までも前戯の一部になってしまう。