不倫の孔に堕ちました

ひょんなことから不倫の孔に落ちた私。 それから抜け出せなくなりました。 今は3人の男の間をゆらゆらと行き来しています。

私は不倫の孔に堕ちました。
堕ちてから孔から抜け出せなくなりました。
不倫の孔は幸せの孔なのか、地獄の孔なのか、、、。

カシとは憑き物がとれたように

コロナパニックは海外でも。
電話会議でアメリカ人の研究者と話す機会があった。
『あれは絶対中国が作った生物兵器だよ。俺ら研究者の間ではあのコロナの型は絶対に人工だって話になってる。』
なんてことを言っていて。
(そっかー、今、海外でもそんなことになっちゃってるんだね、、、。)
と他人事のように思ってしまう私。
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カシとは半年ほど会っていなかったが、あることを契機として会うことになった。
カシは会うとすごくニコニコして。
私は会った瞬間に
(私、この顔とこの体形好きなんだった、、、、。)
とふと思った。


カシは、その場で私の誕生日プレゼントとして、木製の名刺入れを購入してくれた。

カシ『この中から名刺入れを選んでよ。この名刺入れ、ミィの誕生日プレゼントにしようってずっと思ってたんだ。15分ほどでできるらしいから名前も入れたらいいんじゃないかな。』

そんなカシに私も同じ名刺入れをプレゼントすることにした。

カシの誕生日が近いのに私だけ買ってもらうだなんてできるはずがないから、一緒に色違いの名刺入れを選んで、名入れをしてもらうことになった。

カシは『お揃いの物が出来た。』と喜んだ。


カシとの時間は心地よく、昔感じた恨み言もなにもかもなくなってしまっていた。

恨み言がなくなった代わりに、カシへの執着もなくなっている。

カシに触れたいとか、キスをしたいとか、彼から連絡が欲しいとか、そういうのは全てどこかへ飛んでいって、旧友に会ったようなそんな気持ちになった。


ケッキは今じゃ堂々一位の座に君臨しており、私の心の中で大きく存在するケッキの姿によって、カシを含む周りの全ての男は霞んでみえた。

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