不倫の孔に堕ちました

ひょんなことから不倫の孔に落ちた私。 それから抜け出せなくなりました。 今は3人の男の間をゆらゆらと行き来しています。

私は不倫の孔に堕ちました。
堕ちてから孔から抜け出せなくなりました。
不倫の孔は幸せの孔なのか、地獄の孔なのか、、、。

奢られ慣れてない私

無職になったことを理由に『外で男と食事する時は財布を出さない』というスローガンを掲げた私。


というものの、今まで全然奢られ慣れてない私はすごくソワソワしてしまう。


例えば、奢ること大好きで私が無職になったことに喜んでなんでも奢ってくれるようになったクマさん。



なんだかんだ理由をつけて蟹のフルコースを私に食べさせてくれた時は、美味しいけれど、これ、、、、いったい幾らなんだろう、、、絶対に数万円はするよね、、、、と少しずつ心配に。


プラトニックのパトロンを見つけた気分だ。


さらに料理好きの私はこの料理の原価がわかってしまう。

タラバ蟹であっても足が折れていたり取れていたりするだけで2、3杯が数千円で安く売っていて、10分ほど塩水で茹でるだけで出来上がり。

自分で茹でて、茹であがったばかりの熱々の蟹を食べるほうが数倍美味しいことを知ってしまっている私は、そんなものにこんな大金を払うなんて、、、、と顔をしかめてしまう。


ダメだ、、、、私、奢られ慣れてない。


思わず

「ねぇ、クマさん、来年の冬は私のお家に蟹食べに来て。私の料理のほうが美味しいよ。」

と言ってしまいそうになった。

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