腹側被蓋野
ケッキと抱き合った後、私はケッキの腕の中で言った。
ミィ『ケッキは私の作る食事が大好きで、私とのエッチが大好きで、3大欲の食欲と性欲の2つを私に握られて、私にメロメロでしょう?』
ケッキ『俺はミィにメロメロだし、ミィに溺れてる。』
ケッキ『でも、ミィ、知ってる?』
ケッキ『性欲や食欲を司る脳の領域は視床下部だけど、恋愛を司る脳の領域は腹側被蓋野というところ。』
ケッキ『腹側被蓋野はコカインでハイになると活性化する場所だよ。』
ケッキ『性欲や食欲よりも強い強い感情となるのが恋愛なんだ。』
ケッキ『だから俺は3大欲とかじゃなくてミィに恋してるんだ。』
なんだかすごく嬉しいことを言われた気がする。
でもすごく恥ずかしくて『ケッキったらいつも難しいこと言うんだから、、、。』なんて言って、ケッキの胸に顔を埋めた。