愛情表現は実はお金じゃない
今週末、子ども達が1泊2日でいない日だ。
それは年に1回あるかないかの特別な週末。
もちろん特別な週末を一緒に過ごす相手はケッキだ。
ケッキは『煮込み料理をつくるから。』なんて言って私に料理を振舞ってくれるらしい。
彼の料理のレパートリーは少ない。
辛すぎるペペロンチーノと煮込み料理の2品だけ。
それでも彼は私に料理を振る舞ってくれる。
ミィ『じゃあ私、フランスパン焼こうか?煮込み料理に合うでしょう?』
ケッキ『あー、確かに炭水化物足りないよね、、、、俺、またペペロンチーノの作るわ、ミィはサラダ作ってよ。』
またあの辛いペペロンチーノか、、、なんて思いながら、彼が私に一生懸命奉仕しようとしていることが伝わった。
安月給の研究者ケッキは、私を美味しいところに連れて行くことも、お洒落なホテルに連れて行くことも沢山はできない。
でもそんな制約された中で、最大限に私に愛情を注いでくれる。
私はすごく感動し、ケッキに
『私、本当に嬉しい、すごく週末が楽しみ。』と抱きついた。
愛情表現は実はお金じゃない。