別れちゃおうかな
ケッキは私のお弁当を食べながら私に言った。
『俺さ、妻のこと愛してるからさ。』
うん、わかってるよ。わかってるけどね、、、、そう思いながらなんとなく複雑な気分に。
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私は奥様を大切にしない男は相手にしない。
それは、夫婦の確執があるとはいえ自分の子どもを育ててくれている奥様を大切にしない男が私を大切にできるとは到底思えないからだ。
ただ、だからといって、デリカシーのない発言や行動をしてもいいということではない。
不倫相手にご飯を無料で作ってもらい、不倫相手を無料で抱き、それでいて嫁を愛しているという発言を何も考えずに不倫相手にしてしまうケッキのデリカシーのなさに嘆きたくなった。
そう思うとすぐに別れたくなってしまう。
そしすぐに行動に移す。
ケッキにラインした。
ミィ『私ね、ケッキの愛する奥様に申し訳ないことをしているって罪悪感があって、、、もう会うのやめたいの。』
ケッキ『なんで急にそんなこと言うの?どうしたの?』
ミィ『ううん、ただケッキの愛する奥様を傷つけたくないだけ。』
私ね、不快な思いをするためにリスクをおかし時間を費やして不倫してるんじゃないんですよ。
惚れた腫れたで片付けられるような年齢はとっくの昔に過ぎてしまいました。