クマさんの来襲
クマさんは1週間に1度、私の会社の近くまでやってくるようになった。
出張の帰りとか色々予定をつけては高速を飛ばしてやってくる。
私は12時のランチタイムに車に乗って、守衛さんに何か言われるのではないかとビクビクしながら正門をくぐり、クマさんとの待ち合わせ場所へ。
クマさんとのランチデートは、45分くらい。
私はその後、急いでまた会社に戻り、何もなかったかのように仕事をする。
ランチデートの時、クマさんは言った。
クマ『ミィさんが働き始めて会う時間が少なくなったよね。だから俺、マンション買おうと思ってるんだ。』
ミィ『えぇ?どういう意味?』
クマ『ミィさんの家の近くで、ミィさんがすぐ来れるところでマンション買うよ。そこで会おう。』
ミィ『そんないらないでしょ?』
クマ『いや、買う。ちょうど今日そのマンションを見に行く予定なんだ。』
あーあ、クマさんがマンション買っちゃったらどうなっちゃうのかしら。
最近、不倫男達との関係がグチャグチャしててもうどうでもよくなってきてる。