ホワイトデー。

バレンタインデーのお返しは、、、、

主人：なし

そんなね、ホワイトデーにちゃんと愛のこもったお返しくれる人だったら不倫してないわ！！！！！

ケッキ：チョコをくれた女性に配った残り。クッキー１枚。

まあね、タイミング的にバレンタインチョコレートという形でね、あげられなかったけどね、、、、でもいつも私の手作りチョコケーキ、『美味しい美味しい。』って喜んで食べてるだろーが！！！！

カシ：某有名チョコレート菓子店のチョコケーキ

本当に美味しくて家族みんなで食べちゃいました。『３月１４日に間に合わないと嫌だから。』っていって早めにくれたことも好感度アップ。

クマさん：キラキラ高級ネックレス

あれー？？？クマさんにバレンタインあげたっけ？？？と思ったが、どうしてもクマさんがプレゼントしたいって言うから、、、、。

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はい、この法則。

『入れ込んでる男ほど、あぐらをかいてイベントごとをないがしろにする』法則。

ねぇねぇ、私の愛する男達。

愛してるなら、私に愛をちゃんと注いでくださいよ。

あぐらをかいてるとすぐに不倫するタイプですよ、私。

最近、ケッキは私にセックスの主導権を握って欲しいらしい。

『俺、責められたいっていう欲望があるみたいなんだ。』と言って、セックスの時になんとなくそういう感じに誘導される。

うーん、私は責めるの得意じゃないんだよな、、、と思いつつ、でも一応受け入れて責めてみる。

でも、やっぱりあんまりね、好きじゃない。

ただケッキは、責める私を大層気に入ったみたいで、私への執着が激しくなってしまった。

ケッキに頻繁に何度も何度も会いたいと言われて

（うーん、どうしよう、、、、正直、セックスでＳキャラを演じるのは辛い、、、、。）

とためらう。

私、ケッキに冷めちゃったのかしら？

ケッキは充分魅力的な男だけど、セックスは自由に自分の嗜好で楽しみたいんだよなぁ。

好きな男とセックスの嗜好が合わない時、みんなどうしてるのかしら？

ケッキと抱き合った後、私はケッキの腕の中で言った。

ミィ『ケッキは私の作る食事が大好きで、私とのエッチが大好きで、３大欲の食欲と性欲の２つを私に握られて、私にメロメロでしょう？』

ケッキ『俺はミィにメロメロだし、ミィに溺れてる。』

ケッキ『でも、ミィ、知ってる？』

ケッキ『性欲や食欲を司る脳の領域は視床下部だけど、恋愛を司る脳の領域は腹側被蓋野というところ。』

ケッキ『腹側被蓋野はコカインでハイになると活性化する場所だよ。』

ケッキ『性欲や食欲よりも強い強い感情となるのが恋愛なんだ。』

ケッキ『だから俺は３大欲とかじゃなくてミィに恋してるんだ。』

なんだかすごく嬉しいことを言われた気がする。

でもすごく恥ずかしくて『ケッキったらいつも難しいこと言うんだから、、、。』なんて言って、ケッキの胸に顔を埋めた。