不倫の孔に堕ちました

ひょんなことから不倫の孔に落ちた私。 それから抜け出せなくなりました。 今は3人の男の間をゆらゆらと行き来しています。

私は不倫の孔に堕ちました。
堕ちてから孔から抜け出せなくなりました。
不倫の孔は幸せの孔なのか、地獄の孔なのか、、、。

ケッキは旅行に怖気づかないかしら?

ケッキと私は3年程度付き合っているが、一度も一泊の旅行に行ったことがない。


付き合いたての頃、ケッキと一泊でキャンプに行こうという話で盛り上がり、忙しいケッキに代わって私がコテージを予約したことがある。

しかしその後、ケッキの話ぶりから宿泊に怖気づいていることをなんとなく察知した私は、色々理由をつけてコテージをキャンセルしてしまった。


ビビっている男と不倫旅行に行くことほど興ざめで気分の悪いことはないからだ。


それから私は旅行に行く機会ができると、友達もしくはカシを誘うようにしており、ケッキを候補から外している。

ーーーーーーー

最近ケッキは私と旅行に行きたいようだ。

私がカシと一緒に行ったプール旅行の話をすると(カシと行ったことは隠して)

『ミィが一泊で旅行に行けるんだったら、俺が一緒に行きたい。』

と事あるごとに言い出すようになった。


そして9月前半にケッキと初めて旅行に行くことに。

今回はホテルも飛行機も全てケッキに予約してもらった。

ケッキが怖気づいた時、キャンセルなど私がケッキの尻拭いをするのは御免だもんね。


さてどうなることやら。

若さが眩しい

最近、10代20代の女の子と接する機会があった。

ーーーーーーー

ホームスティにきていたアイビーリーグ出身の20代の学生さん。

仕事が決まり前途洋々な彼女は、明るく活発でそれでいて礼儀正しい。

観葉植物であふれかえっているリビングをみて、私のことを『あなたは本当に green thumb (園芸の才がある)だわ』なんて言ってくれて。

ーーーーーーー

息子の進学のために校内を案内してくれた高校生。

図書館を案内してくれた彼女は新聞コーナーに着くとキラキラした目で私にこう言った。

『私はこのスペースが好きなんです。一つの事件でも新聞社によって全然伝え方が違うから、複数の新聞を読むのが楽しいんです。』

ーーーーーーー


将来有望な女の子達。

目の前には輝かしい未来が待っていることを信じて疑わない感じ。

キラキラした彼女達に接するとあまりにもまぶしくて目を背けたくなってしまう。

そしてそういう時に必ず思う。

『不倫なんてしてるから彼女達をまっすぐ見れないんじゃないかしら。』

『彼女達と違って、私は不倫をすることで自分の人生と向き合うことから逃げてるんじゃないかしら。』

『不倫なんかに時間を使って自分の大切な時間を無駄にしてるんじゃないかしら。』


今日はケッキに会う日。

私の心の葛藤に気がついているのか、10分でもいいから逢いたいとケッキは言った。


私は本心億劫である。

イラつかれる私

お盆休みは子ども達との時間。

原宿にレインボーロールアイスを食べに行ったり

ムーミンバレイパークで切り株パンケーキ食べたり

ディズニーシーでめちゃくちゃ可愛いお饅頭食べたり

やりたい放題スイーツばかり子どもと食べて、体重増加しまくり、今反省しまくり、、、、。

ーーーーーーーー

子ども達の夏休み期間は、不倫男達との逢瀬をお休みにしている。

よって1ヶ月半は不倫をお休み。

不思議なことに不倫男と全く会いたい気持ちにはならない。

子どもは偉大、本当に。


そんな中、イラつくのは不倫男達。

特にケッキなど毎週会って性欲も食欲も私により満たされていたのだから、夏休み後半になって歯ぎしりが聞こえるんじゃないかと思うほど、MAXイラついている。


ケッキとの次の逢瀬は半月後。


ケッキ『ミィはさ、夏休みすごい忙しくしてるよねぇ、、、次会う時は俺の家でゆっくりしようよ。そのほうがミィの疲れが取れない?』


(あー、それさ、ようは私とセックスしたいんだよね。)


ミィ『でも◯◯行こうってケッキが提案してくれたんでしょう。せっかくケッキがそう言ってくれたんだし、私◯◯行きたいな。』


(セックスしたそうなケッキにぶりっ子かまして『私、天然でよくわかんないんです』のふり。)


ケッキ『ミィは、暑い中、◯◯行って、その後汗流さなくてもいいの?』

ミィ『うーん、別にいい。汗流すところって??』

ケッキ『・・・ラブホとか。』


お・ま・え、どんだけ私とセックスしたいんだよ!!!!!


と思いながら、夏休みの間に手に入れた『セックス』というカードを使ってどうやってケッキを調理しようかなぁ、、、なんてSキャラの私が考えている。