不倫の孔に堕ちました

ひょんなことから不倫の孔に落ちた私。 それから抜け出せなくなりました。 今は3人の男の間をゆらゆらと行き来しています。

私は不倫の孔に堕ちました。
堕ちてから孔から抜け出せなくなりました。
不倫の孔は幸せの孔なのか、地獄の孔なのか、、、。

他の男は気になるよね

『なんでミィがカシと付き合ってるのかわからないわ。あんなクズと。』

ケッキが色々な話し合いの中で吐き捨てるように言った。

(あ、はい、そうですよね。カシと別れようとしてみたけど色々揉めまして、、、、そう、今まさにあなたと別れようとして揉めているのと同じです、はい。)

という心の声は置いておいて、、、。


ケッキには、

『カシと付き合ったのは、ケッキのせいよ。』

『ケッキが昔私に冷たかったから、ケッキと別れて、ケッキと正反対の性格のカシと付き合ったんだから。』

と言って、ケッキの自尊心だけは傷つけないようにした。

案の定、ケッキは少し嬉しそうだったけど、こんな対応するから別れられないのかも。


まあとにかく男というのは本当にライバルがいると燃えるよね。

プール

着ていく予定もないのに浴衣を新調してしまった私。

仕立上りを今か今かと心待ちにしている。

皆さんも今年は浴衣を着る機会があるかしら?

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カシからこんなラインが。

カシ『ミィ、もうすぐ2周年記念だよ。』


あー、そうか、、、、そうだ、、、と忘れていた私。

カシと結局付き合ってたんだっけ????とそれさえもわからなくなっているが、まあ、いいか、、、と諦めのような邪魔くさいようなそんな境地だ。


カシ『ミィ、今年は泊まりでプールに行こう。』

ミィ『プール???』

カシ『ホテルにプールが併設されていて、お酒を飲みながらプールに入れるんだ。』

カシ『2周年記念にそのホテルに泊まりに行こう。』


・・・うーん。


まあ、カシはね、あなたは筋肉質でいつでもどこでも脱げるでしょうが、私は無理、無理、絶対無理です。

それに40代の中年カップルがプールでイチャイチャしてるってどうなの?

見るに耐えなくない????


なんて、心の中で葛藤。


ミィ『私は無理よ。行くならプールサイドでお酒飲んで待ってる。』

カシ『駄目(笑)それまでに絞っておいで。』


・・・あーん。もー、嫌ー!!!!!

プラトニック不倫

ケッキは教科書の執筆や講演会の参加で多忙を極め、貧乏暇無しを絵に描いたような状態だ。


そんな中で私に

『自分で全て決めないで俺と向き合って欲しい。』

と何度も言った。


(向き合うのか、、、それはそれでなんとなく怖いな、、、)と思っていると、今度は


『プラトニックにしようか。そうすればミィは罪悪感は感じないでしょう?プラトニックの恋人。毎週会って話すんだ。』

と言った。


あっ、そうか、、、ケッキと別れる理由を奥様への罪悪感にしたんだった、、、と思い出す。

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そもそも遠距離でもないのにセックスなしの不倫をするというのはどういう意味があるだろう?


話によると不倫のセックスは独身同士のセックスより過激らしい。

不倫でのアナル経験率は独身同士の場合と比べて非常に高く、セックスの撮影経験率も同様。


ようはどんなに愛の言葉を囁き合っていたとしても、悲しいかな不倫の目的は大半がセックスだということだ。


そう思うと、セックスなしでも毎週会いたいというケッキの言葉には喜ばないといけないのかもしれないな、、、と思った。