不倫の孔に堕ちました

ひょんなことから不倫の孔に落ちた私。 それから抜け出せなくなりました。 今は3人の男の間をゆらゆらと行き来しています。

私は不倫の孔に堕ちました。
堕ちてから孔から抜け出せなくなりました。
不倫の孔は幸せの孔なのか、地獄の孔なのか、、、。

明るい場所は苦手

ケッキが授業の後、すぐに帰るから家で待っていてほしいと言った。

ケッキの午後の授業が終わるのは15時。

私がケッキの家を出るのは17時。


2時間しかないから時間通りに行かないと、、、なんて思っていながら、少し遅れて15時すぎにケッキの家に着いた私。


ケッキはもうすでにベットに寝転がっていた。


ケッキの家に着くなり、ベットの上のケッキをぎゅーっと抱きしめてそのままじゃれ合う形となって、セックス。


愛撫もそこそこに、ケッキに『、、、すぐに挿れて。』とお願いすると、ケッキも『俺ももう我慢できない、、、。』と言った。


セックスだけの2時間が過ぎて、帰り支度の私にケッキが言った。


ケッキ『明日は休みにするよ。一緒に藤の花を観に行こう。』

ミィ『うん、そうね。ちょうど見頃だわ。』

ケッキ『外でお弁当食べようか。』

ミィ『うん、そうね。』


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最近、明け方まで勉強しているため、肌の調子が最悪だ。

明るい場所で私の顔、耐えられるかしら???

後輩からの連絡

一緒に数年仕事をしていた東大卒のイケメン後輩。

席が隣同士だったため、急速に仲良くなった。

後輩のくせによく私をからかうため、私が言い返していると、他の同僚から

『お前ら仲がいいなぁ、夫婦漫才みたいだよ(笑)』

と言われた。


なんとなく後輩が私に好意をもっていることは気づいていて、私も後輩に対して気持ちがあったような気がする。

だから私が気を許せばダブル不倫街道を後輩と走ってしまいそうで、絶対に彼とは飲みに行かなかった。

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私が仕事をやめてから後輩と一切連絡をとらなかったが、最近後輩が急に私に連絡をしてきた。


『俺、ミィ先輩がやめてから転職活動をして、別の会社に転職することになったんです。』


彼が私に教えてくれた転職先は誰もが知っている大企業で、そしてもう会うこともできない遠い勤務地だった。


(あー、彼が遠いところへ行ってしまう。)


心の片隅にいつも引っかかっていた後輩ともう一生会えないかと思うと『最後に一緒に飲みに行かない?』という言葉を発してしまいそうになったがぐっと堪えた。


『ミィ先輩、どうぞお元気でいてください。』という言葉に

『あなたも元気でいてね。』

と答えた。

別々の時間も幸せでいて欲しい

カシは家族と楽しくゴールデンウィークを過ごしているようだ。

クマさんは息子さんと筍懐石を楽しんだとのこと。


不倫男が家族に受け入れられていると、嫉妬よりもホッとする。


彼らには私と会っていない多くの時間、同僚や家族、親戚、友人等、様々な人と付き合い、生きている。


別々の時間は、幸せでいてほしい。

家族といる時も、大黒柱のお父さんとして笑っていてほしい。


奥様と比較し愛されたいとわめく依存した関係は平成で終わり。


別々でもお互い幸せで、それでもやっぱり一緒にいようという関係が理想的だと思うから。


心穏やかに新元号、不倫街道を走りたいな。