不倫の孔に堕ちました

ひょんなことから不倫の孔に落ちた私。 それから抜け出せなくなりました。 今は3人の男の間をゆらゆらと行き来しています。

私は不倫の孔に堕ちました。
堕ちてから孔から抜け出せなくなりました。
不倫の孔は幸せの孔なのか、地獄の孔なのか、、、。

私色に染めまくり

ケッキは研究以外は不器用なタイプ。


単身赴任のケッキの部屋は私が呆れるくらい汚れていて、空いたペットボトルや冷凍食品を食べた残骸が周りに散乱している。

トイレやお風呂は本当に汚れていて、カビだらけのお風呂に(そしてトイレも)私は絶対に入らないようにしている。


私は、不倫相手の私がケッキの部屋を片付けるなんて、、、と思い、放置していたが、奥様が絶対にケッキの部屋には来ないことがわかり、そして最近、目に余るケッキの部屋の汚さに、もう不倫とかどうでもいいや、、、、と思い始め、ケッキに言った。

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ミィ「ねぇ、ケッキ。私ってすごく雑な人間なんだけど、雑な分、超早く家事をこなすことができること、ご存知?」


ケッキ「そうだよね、料理とか出来上がるの超早いよね。」


ミィ「ケッキが嫌じゃなければ、私、ケッキの部屋片付けていい???」


ケッキ「うん、もちろん。」

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そんなこんなで、ケッキの部屋を片付ける権利を得た私。

超早かつ雑にケッキの部屋を片付け、布団もカーテンも全部洗ってしまった。


ケッキは最近、私色だ。

私の食事やお弁当を週2、3回は食べ、部屋は私に掃除され、研究に疲れて深夜帰った時に飲むお酒も私の手作り梅酒だ。


いいのかなー、ここまで私色にしてしまって、、、。

バレンタインデーのカシの襲来③

私はバレンタインデーにカシに襲撃されてこんなもめ事になって、、、と疲れて窓の外を眺めた。


揉め事は本当に嫌いだ。


もう疲れてどうでもよくなった私は、背後からカシに抱きかかえられても抵抗する力もなかった。

それで、そのままカシとリビングのソファでセックスしてしまった。


カシは私を情熱的に抱きながら、何度も何度もキスをした。

私は「息苦しいよ、、、、。」と言って顔を背けたが、カシは私の唇を離そうとしなかった。


セックスした後、あまりにも疲れた私は、すぐに裸のままカシの腕の中で眠ってしまった。


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私が目を覚ますと、カシは私を腕の中に抱えて静かにテレビを観ていた。


私はカシに話しかけた。


ミィ「起きてたの?ずっと????」


カシ「起きてたよ、ずっと。」


ミィ「私はどれくらい寝てた?」


カシ「1時間くらいかな?」

カシ「ミィは寝息を立てて気持ちよさそうに寝てた。」


すごく幸せそうにカシは言った。


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カシは夕方まで私の家で過ごした後、満足して帰っていった。

「ミィと一緒にいると時間がすぐにすぎてしまうな。」と言って。


私は夜、ケッキと会う約束をしていたけれどキャンセルした。

とてもケッキと抱き合う気持ちにはなれなかった。


ケッキは本当に残念がって、「実験の時間をずらしてまでミィに会える時間を確保してたのにな、、、、。」といつもは言わない恨み言を言った。


ケッキにあげるはずだった手作りチョコマフィンは、キッチンの棚に隠してあったのに子ども達に見つかって食べられてしまった。

バレンタインデーのカシの襲来②

カシが朝御飯を食べて落ち着いたころにカシに話しかけた。


ミィ「・・・今日は会社をお休みしたの?」


カシ「うん、、、、『バレンタインデーに休みだなんて彼女と会うんじゃないの?』って会社の女の子達にはやし立てられたけど、『そうだよ。』って答えておいた。」


ミィ「・・・。」


カシ「・・・。」


カシ「ミィは調子に乗ってるんじゃないの?美人でちやほやされるからって調子にのって、、、、でもその美貌も50にもなれば衰えて、みんなミィの前から去っていくから。」


ミィ「・・・美人でもないし調子にものってない。」


カシ「周りに男が沢山いるからって俺のことを軽視して、、、、俺が今まで生きてきた中で一番傷ついた言葉のワースト3が全部ミィの言葉だ。」


ミィ「・・・だってカシが別れてくれないからでしょう、、、、そんな調子にのった女なんてカシにとって不要でしょう!!!!もういいじゃない、執着しないで!!!!!」


カシ「・・・ダメだ。俺が今別れたらもう二度とミィと付き合えない!!!」

カシ「俺の心をもっともっとズタズタにする言葉を吐いてそれで捨て去ればいいだろ!!!」


ミィ「何?これ以上何を言えばいいの?何か言ったら別れてくれるの!!!!」


カシ「・・・ダメだ、別れない!!!」


ミィ「・・・。」


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彼の私への行為は度を増すばかりだ。


カシは思い通りにならない私をどうしたらいいのかわからないんじゃないかと思う。


私達は最初の別れ話から半年が経とうとしている。もうほとほと疲れてきた。


どうせ自分は主人とケッキで二股をかけているのだ。カシが増えて三股になったとしてももういいのかな、、、という諦めの気持ちが出てきた。