ケッキは研究以外は不器用なタイプ。
単身赴任のケッキの部屋は私が呆れるくらい汚れていて、空いたペットボトルや冷凍食品を食べた残骸が周りに散乱している。
トイレやお風呂は本当に汚れていて、カビだらけのお風呂に(そしてトイレも)私は絶対に入らないようにしている。
私は、不倫相手の私がケッキの部屋を片付けるなんて、、、と思い、放置していたが、奥様が絶対にケッキの部屋には来ないことがわかり、そして最近、目に余るケッキの部屋の汚さに、もう不倫とかどうでもいいや、、、、と思い始め、ケッキに言った。
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ミィ「ねぇ、ケッキ。私ってすごく雑な人間なんだけど、雑な分、超早く家事をこなすことができること、ご存知?」
ケッキ「そうだよね、料理とか出来上がるの超早いよね。」
ミィ「ケッキが嫌じゃなければ、私、ケッキの部屋片付けていい???」
ケッキ「うん、もちろん。」
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そんなこんなで、ケッキの部屋を片付ける権利を得た私。
超早かつ雑にケッキの部屋を片付け、布団もカーテンも全部洗ってしまった。
ケッキは最近、私色だ。
私の食事やお弁当を週2、3回は食べ、部屋は私に掃除され、研究に疲れて深夜帰った時に飲むお酒も私の手作り梅酒だ。
いいのかなー、ここまで私色にしてしまって、、、。