不倫の孔に堕ちました

ひょんなことから不倫の孔に落ちた私。 それから抜け出せなくなりました。 今は3人の男の間をゆらゆらと行き来しています。

私は不倫の孔に堕ちました。
堕ちてから孔から抜け出せなくなりました。
不倫の孔は幸せの孔なのか、地獄の孔なのか、、、。

姉妹の確執

姉と私は家庭の問題により大きな大きな言い争いをした。
こんな言い争いはしたことがない。
姉と私は本当に仲の良い姉妹だったからだ。


最後、私は姉に言った。
「この話し合いは、言った言わないの水掛け論になっていて絶対に収束しない。この話し合いを収束するただひとつの方法は、お互い思いやりをもつこと。」


姉はそんな私の目線を避けるように
「ミィに思いやりなんてもてない。」
とつぶやいた。


私はため息をついて、
「思いやりがもてないなら、この話し合いはする意味がない。ただお互いの傷を深くするだけ。時間が解決するかもしれないし、時間は解決しないかもしれない。」
とその場から去った。
ーーーーー
その後、小学生の娘が私の様子がおかしいことに気がついて私に話しかけてきた。
娘「ママ、どうしたの?さっきから何度もママに質問してるけど、ぼーっとしてひとつもママは答えられてない。」


ミィ「・・・ママはひとりになってしまったかもしれないの。両親が亡くなって血を分けた姉とも喧嘩をして、ママは孤独になった。」


そう言った私に娘がすぐさまこう言った。


ミィ「ママ、私がいるじゃん!!!」
ーーーーー
私を元気づけるために、元彼が言った言葉。
「ミィ、今度は俺がミィの心の支えになるよ。」
カシが私に言った言葉。
「元気出して。俺はミィのそばにずっといる。」
そして主人が私に言った言葉。
「おまえ、心配するな。」


どの言葉よりも、娘の言葉が一番私を感動させ、そしてパワハラ系の主人の言葉が元彼やカシの言葉よりも私を安心させた。


きっと私はわかっているのだ。
元彼やカシの言葉は私を甘美な世界へ連れていくけれど、表面的で、実際に信じて頼ってしまえば崩れ去ってしまうそういう関係であること。


恋愛ごっこであることを忘れてはいけない。

女性は奢られるべきなのか

先日、子ども達のカットをお願いしているバツイチ美容師50代北美さんと私、カシ、カシの友人の50代独身男性シダさんと飲むことになった。
バツイチ美容師北美さんから独身男性を紹介してほしいと私がお願いされていたものの、長い間実現していなかった飲み会である。


この飲み会で私が一番驚いたこと。
それは、北美さんが男性が多めに出すことは当たり前だと思っており、最後、私が男性陣を含めて全員を割り勘にしたことに大変ご立腹だったことだ。


北美「あの男性陣はスマートじゃないわ。割り勘だなんて気を遣わなすぎる。」


あー、しまった。割り勘にしたのは私だ。
私は友人同士での飲み会においては基本割り勘だと勝手に思っており、だから何も考えずに割り勘にしてしまった。


ただ今考えてもなぜ男性陣が多めに出さないといけないのかわからない。


例えば、恋愛における50代の素敵な独身女性と50代の素敵な独身男性、どちらが市場価値が高いのか。
それは絶対に50代の素敵な独身男性のほうが市場価値が高くないだろうか?


実際、50代北美さんの合コン相手を見つけるのは大変だった。紹介できるほどの素敵な50代独身男性が見つからなかったのだ。


ーーーーーー


私が北美さんだったら、10ほど下のヨシと私に気を遣って「私達、今回の合コンを企画してくれた後輩に少し奢ってあげません?」ってスマートにシダさんに言うかもしれない。


男性に「女は若いほうがいいよな。太って抱く気が失せるし、ふてぶてしくなって可愛げがなくなるしな。」なんて言われるのは癪に障る。


歳をとったほうが女性も経験値を積んで魅力的になることをみんなに見せつけてやらないと。

お前、不感症なの?

主人が私にこう言う。


・・・・そんなわけないでしょう。


男に抱かれて「気持ちいい」とうわ言のように繰り返す私が、我慢できなくて挿れて欲しいと何度も懇願する私が、朝から晩まで男と抱き合って数えきれないくらい昇天する私が、不感症なわけないでしょう。


セックスの時に私を穴だと思っているから、そう思ってしまうんじゃないの?


主人の不感症発言に思わず失笑して

「そんな挿れるだけのセックスに何か感じる人がいるのかしら?」

と聞き返してしまった。


主人は私の発言に大変驚いて

「ママはもっと長く前戯とかほしいのかな、、、、。」

と小さな声で呟いた。


私は聞こえないふりをして


(・・・セックスが下手なあなたの前戯なんて要らないわよ。ほかの女性で練習してきて。)


と心の中で呟いた。