不倫の孔に堕ちました

ひょんなことから不倫の孔に落ちた私。 それから抜け出せなくなりました。 今は3人の男の間をゆらゆらと行き来しています。

私は不倫の孔に堕ちました。
堕ちてから孔から抜け出せなくなりました。
不倫の孔は幸せの孔なのか、地獄の孔なのか、、、。

不倫は心の支柱探し

自分はなぜ不倫をするのか常々考えている。


もちろん私はセックスに溺れるのも好きだし、ちやほやされてお姫様気分になるのも好きだ。

40代で好きだとか愛してるとか綺麗だとか言われて女性としての自尊心を保つことも不倫をする理由のひとつかもしれない。


ただセックスの快楽やお姫様気分、女性としての自尊心、そんな理由は実はすごく表面的で、リスクの高い不倫を続ける理由としては説得力に欠けるなぁ、、、と常々自分の中で思っていた。

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最近、私はショックなことがあった。


ケッキはそんな私の精神状態を敏感に感じ、なかなか心の内を話そうとしない私に粘り強く質問して寄り添うように私の話を聞いた。

そのため、ケッキは結局、徹夜で出張に行かないといけなくなってしまった。


一方、私のショックな出来事に関して、主人は私にこう言った。

『うわー、こわ!!!俺、関わりたくないわー。』

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私はきっと不倫で心の支柱を探しているのだ。


40代まで生きてきたのだから、精神的に自立してるのは当たり前。


でも、それでも、誰かに頼りたい。

何かあった時に私を支えてくれる、全面的に私に寄り添ってくれるそんな相手が必要なのだ。

カーペンターカシが失敗する

カーペンター、カシ。


家の観葉植物がすくすくと伸びてきたため、壁から観葉植物を吊るしたくなった私はカシにピクチャーレールをつけてもらうようにお願いした。


私が大変な作業を頼んでも、カシはすぐに『いいよ。』といってくれ、手際よくプロ並みの仕事をしてくれる。

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カシは当日、ピクチャーレールを取り付けるための部材をリビングの壁と天井の間に打ち込んでいた。

すごく手際がよく、みるみるうちにピクチャーレールが天井に取り付けられていく。


私はカシの様子を眺めながら上機嫌でカシのお昼ご飯を作っていた。


そんな時、突然、『バリ!!!』という大きな音が。


私がびっくりしてカシを見ると、カシの顔が『やっちゃった!!!』顔に。

驚いてその先を見ると、壁に直径5センチくらいの丸い穴が空いていた。

カシは力を入れすぎてリビングの壁に穴を空けてしまったのである。


・・・・・。


お互い顔を見合わせて、思わず2人で笑ってしまった。


きっと私のために一緒懸命にカシがやってくれたんだわ、、、なんて思ったら、なじる気持ちも失せて、カシの目を見つめて言った。


ミィ「何年か後に、『あの穴はカシが空けたよね』って2人で笑い合うような日が来るかしら(笑)」


カシ「それもいいね(笑)でも綺麗に穴を直して、どこに穴が空いてたのかわからないくらいにする!!!」


さてカシはどこまで綺麗にできるかな?

行きと帰りは別の男

初めて受ける人間ドックそして胃内視鏡。

かなりナイーブになった私。


クマ『姫、受けられる?』

ミィ『初めてだから怖い、、、。逃げちゃいたい気持ち、、、、。』

クマ『ダメだよ、姫も受けないと。僕が朝迎えに行くから。』

ミィ『・・・うん。』


朝、クマさんが車で迎えにきて、クマさんに連れられてやっとの思いで病院に行く。


クマさんは自分の人間ドック検査へ。

私は、胸部エックス線やマンモ、エコーなど時々すれ違うクマさんに励まされながら受ける。


最後は内視鏡。

すごく緊張していたけれど、結局、私は鎮静剤を打たれて記憶を失い、内視鏡が口から入れられたことも全くわからずに終わった。


検査が終わった後、1時間病院のベットで眠っていたがその後も鎮静剤が効きすぎてフラフラの私。


帰りはケッキに車で迎えに来てもらった。

お泊まりで沢山の検査を受けるクマさんを残して、ケッキのお家へ。


ケッキのお家でケッキにぎゅーっとくっついて1時間ほど寝た後、ケッキとラブラブな愛の確認をした。


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クマさんには『帰りはバスで帰ったよ。』と言い、ケッキには『行きはタクシーで来たの。』と言う。


みんなこのあばずれの私の嘘を信じているのかしら。